今回は俳優の岸部一徳さんです。
岸部一徳さんは、俳優の顔の他にもうひとつ顔があります。
ベーシストです。
今から50年前、グループサウンズブームで一世を風靡したバンドのタイガースの一員だったんですね。
ベーシストとしても評価されており、俳優業をしている姿には、まったく想像がつきませんね。
そこで今回はその岸部一徳さんについて書いてみました。
その内容は
①岸部一徳は岸部シローさんと兄弟。
②人気絶頂タイガースのベース担当だった。
③俳優転向でドラマでも活躍。
④俳優の息子とも一回共演していた。
➄岸部一徳と沢田研二の再接近でタイガース再結成の可能性は?
です。
どうぞ、ご覧ください。
岸辺一徳と岸部シローは双子ではなく兄弟!
岸部シローさん、脳梗塞でずっと大変だったんだよな。タイガース復活ライブに出たときの様子は忘れられんね😢 pic.twitter.com/5Op0YuNQjf
— 剣kenn (@hskenncutter) September 15, 2020
岸部一徳さんは岸部シローさんとよく似てますが、双子ではなく兄弟です。
一徳さんが兄ですね。
一徳さんの兄弟は9人兄弟で男女の構成は分かりませんが、おそらく一徳さんは本名が修三ですので男子で3番目、シローさんが本名四郎ですから4番目だと推測します。
芸能界に出たのは、グループサウンズで大人気だった沢田研二がいたタイガースに所属してリーダーでした。
岸部シローさんは、1966年(昭和41年)タイガースが結成されてから、その3年後に加入しました。
きっかけは、タイガースのメンバー一人の加橋かつみが抜けた穴を埋める為に乞われて加入したというわけです。
若い頃はグループサウンズ全盛期のタイガースのベース担当だった!
追悼・岸部シローさん
— 二十世紀少女 (@20ct_sohjo) September 15, 2020
「スージーQ」
歌:ザ・タイガース
作詞曲:Dale Hawkins・Robert Chaisson・Stan Lewis・Eleanor Broadwater
みなさんカッコイイっす@retoro_mode pic.twitter.com/5bph0A3X6g
タイガースとはいうのはご存じですか?
プロ野球の阪神タイガースではありませんよ。
ま、同じ関西から出てるということでは同じなんですが・・・。
昔、グループサウンズブームというのがあって、バンドが多数出てきて、恐ろしいほど人気の時期があったんですよ。
大体、時期で言うとピークが1965年(昭和40年)~1970年(昭和45年)くらいです。
小学生から十代・二十代の女性を中心に大人気でした。
きっかけはその頃、世界を席巻していたビートルズやベンチャーズなど影響がバンドブームの発端だと思います。
タイガースは多数のバンドの中でナンバー1の人気のバンドでした。
岸部一徳さんがその中のベースを担当していたんです。
その頃は大体、ジュリーこと沢田研二がダントツ一番人気で、とくに女性層に人気でサリーこと岸部一徳(当時は岸部おさみ)さんは落ち着いた雰囲気でしたので大人の男性に人気でしたね。
その後ブームは去り、タイガースも解散したんですが、岸部一徳兄弟と沢田研二さんは芸能界に残ったり、他は音楽プロデューサーになったりで、芸能界や他分野で活躍してました。
岸部一徳さんはベーシストとして高い評価を受けていてバンドを作ったり、グループサウンズ仲間らとバンド作ったり、その傍ら俳優でも活躍するようになっていきました。
俳優転向でドラマでも活躍!
タイガース解散後は、岸部一徳さんはバンド活動もやっていましたが、その傍ら俳優として1975年の「悪魔のようなあいつ」に出演して本格的な活動を始めました。
作品名 | 放映年 | テレビ局 |
悪魔のようなあいつ | 1975年 | TBS |
大河ドラマ「黄金の日々」 | 1978年 | NHK |
日当たり良好! | 1982年 | 日本テレビ |
壬生の恋歌 | 1983年 | NHK |
火曜サスペンス劇場(6本) | 1987年~1999年 | 日本テレビ |
連続テレビ小説(5本) | 1984年~2008年 | NHK |
神の手をもつ絵師 若冲 | 2001年 | NHK BS |
相棒シリーズ | 2002~2010年 | テレビ朝日 |
医龍 | 2006~2014年 | フジテレビ |
上記の表に挙げたのはほんの一部です。
岸部一徳さんが出演していたテレビドラマは見つけただけで1975年の初出演以来で100作品以上に出演してます。
私はあまりドラマは見ないのですが、この頃の作品では松本潤主演の「99.9」ですね。
役は法律事務所所長役であまり登場は少なめだったのですが、登場場面では基本的には鈍重な感じを出していて、時にはコミカルな部分もこなしていてとても気にいっていました。
岸部一徳は息子の俳優大輔と1回だけ共演していた!さらにサプライズ演出もあった!
『医龍4』でのダブル親子共演が印象的でした。2年前ですね。
— ボタQ (@bota9) October 24, 2016
平幹二朗&岸部一徳の息子たちが『医龍4』で共演 | ORICON STYLE https://t.co/WkzuEr4VQj
岸部一徳の息子の大輔さんがテレビドラマで共演していました。
2014年に放映されたフジテレビの『医龍4~Team Medical Dragon~』で、このドラマには元々、一徳さんが出演していて、その一徳さんの若い頃の役を演じる役だったんですね。
それでこのドラマでは、もうひとつ話題があってこのドラマには俳優の平幹二郎さんも出ていて、これまたその息子も同時に、しかもその平幹二郎さんの若い頃を演じるという設定になっていたんです。
結局、二組の実の親子で過去と未来役を同時に演じて共演したということなんですね。
結構、反響があったんですよ。
『医龍4』の第6話の平均視聴率は11.0%
— 北川昌弘 (@manbowk) February 14, 2014
【ドラマ視聴率速報】http://t.co/kL1y2zQsc2
1968年学生運動時代の平幹二朗(33年生)と岸部一徳(47年生)の回想シーン。
妙に面影があると思ったら
平岳大(74年生)と岸部大輔(79年生)の息子同士の共演。
一徳の子いい味だしてるw“@x__news: 岸部一徳:平幹二朗と「医龍」で“ダブル親子共演” http://t.co/Txr3I2rXdn”
— とゐリズム🍇🍇 (@yiyirihi) February 10, 2014
@sawach_ @hamurobin 「医龍」面白かった!何が面白かったって、平幹二郎さんの息子と岸部一徳さんの息子さんがお互いに息子役で共演!W親子共演!(笑)岸部息子さん怖いくらい似てた。
— niiro.m (@mew_kuro) February 13, 2014
医龍4で、平幹二朗、岸部一徳の学生時代を、俳優の平岳大とミュージシャンの岸部大輔が共演していました。二組とは、めずらしい企画です。それぞれ若い時にそっくり、親子ってよく似るものですね。さあ、畑に行きます。
— てらとも (@inzaiterajii) March 24, 2014
岸部一徳と沢田研二の再接近で再結成もあり得る?
タイガースはジュリーの美しさだけじゃなくて演奏レベルの高さ、とりわけ岸部一徳のベースを聴け!
— DaikiSan (@daikisan1982) May 7, 2019
バンド=不良の時代にこれはカッコ良すぎでしょ。
岸部一徳 ベース④ https://t.co/RVXoEZyTit @YouTubeより pic.twitter.com/AXQeBh6XnC
別々に活動していた岸部一徳さんと沢田研二さんがまた一緒になることになりました。
沢田さんの事務所の社長が辞職したのが発端でした。
沢田研二さんの事務所は、芸能界に入って以来、所属していた渡辺プロダクションから独立して、その渡辺プロにいた人物を社長にしてやっていたが、その社長が高齢で辞めてしまったんです。
そこで、沢田さんが岸部一徳さんにお願いして社長になったわけなんです。
元タイガースの核としてやっていたメインボーカルの沢田研二さんと年上でリーダーだった岸部一徳さんが一緒になったわけです。
そうなったら、やはりタイガース再結成の話が出るのは自明の理でしょう。
期待が高まります。
果たして、そうなるのか!
その結果は、残念ながら期待薄らしい。
岸部さんのその訳はこうです。
「今はあくまでも(私は)俳優業に重きを置いており、自分は俳優だと思っています」
と言っていたということです。
結局、タイガース再結成は可能性は今のところないようですね。
でも、結成したタイガースはもう一回は見てみたいですね。
まとめ!
今回の内容は
①岸部一徳は岸部シローさんと兄弟。
②人気絶頂タイガースのベース担当だった。
③俳優転向でドラマでも活躍。
④俳優の息子とも一回共演していた。
➄岸部一徳と沢田研二の再接近でタイガース再結成の可能性ではなさそう!
でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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